2017年06月11日

オリジナル記事はこちら。勝手に頑張って訳してみました。変なところがあれば指摘いただけると幸いです。

アルティメットの練習にフリースタイルを取り入れるべき8の理由

「ファスト・フリースタイル」で想像以上にスローとキャッチが上達する。


この文章は、長年のフリースタイラーでありディスクスポーツ愛好家のKen Westerfield氏が、Five Ultimateに寄稿したものです。


まだディスク競技が生まれる前のフリスビー黎明期、ボールと全く異なるディスクの飛び方は、それだけでも十分楽しいものでした。そこから自然に、競技種目へと発展していきました。

もし何かひとつディスク種目をやっているなら、他の全ての種目を楽しむチャンスです。球技にはない「本当に飛ぶ」という共通の魅力があるからです。各種目に固有のスキルがある一方で、共通のスキルというものがあります。ある種目のスキルは即、他の種目でも役立ちます。

ディスク種目の一つ、フリースタイルの特徴は、運動性と芸術性です。クリエイティブでアクロバティックな技を駆使してディスクを操ります。今日のフリースタイルは、たとえばこんな感じ:Freestyle Disc

※ここで言う「ファスト・フリースタイル」とは、長時間ディスクを保持したり連続技を用いないタイプの、初歩的なフリスタのことと思われます。



1.フリースタイルは素晴らしい、競技的でない種目

少年時代の50~60年代にいろんな伝統的スポーツで競ってきた私にとって、競争なしに挑戦できるフリスビーはものすごく魅力的でした。フリースタイルは、可能な技を駆使することでキャッチ&スローの無限の可能性を楽しめます。

自身が決めた目標に挑戦することで、点数勝負のゲームと同じくらいの満足感につながるのです。

2.無限の遊び方

「キャッチを楽しもう、ゲームを創ろう、バックハンドで飛ばそう、フラットでまっすぐに、傾けてカーブで、体験しよう」50年代のフリスビーの裏面に書かれていた文言です。

最初に60年代のフリースタイルに触れていた私は、そのスキルのおかげで、70年代に誕生したアルティメット、ディスクゴルフ、DDC、そして総合大会にすぐさま適応できました。今日アルティメットで使うスローやキャッチは、当時のフリースタイルの技術とあまり変わりません。

今最もエキサイティングなスポーツのひとつであるアルティメットの醍醐味は、様々な高速スローやダイビングキャッチです。フリースタイルも、ネイルディレイを抜きにすれば、同じような魅力があります。アルティメット選手にはこのタイプの「ファスト・フリースタイル」が好みなだけでなく、有益だと思います。

まだネイルディレイがなかった60~70年代初頭、フリースタイルのキャッチ技はスローにかかっていて、常に流動的、予測不可能で、高速でした。

この頃のフリースタイルは、30mくらいの距離で向かい合い、速くて多様なスロー、時折キックやティップを交えながらも、基本的にキャッチから間髪入れずにスローを返すものでした。より高レベルになると、「何をやったか」よりも「どうやったか」が重要でした。各人それぞれがキャッチ&スローのクリエイティブな流れとスタイルを磨き、武道やダンスに似たかっこよさがありました。

ネイルディレイとは

3.フリースタイル(ネイルディレイなし)で、アルティメットの練習に楽しい変化を

野球では練習前の「ペッパー」、バスケットではショーチームがやるようなシュート練習といったように、大概のプロスポーツには共通して、フリースタイル的な要素があり、選手自身が挑戦して楽しんでいます。

フライングディスクのキャッチ&スローほど、フリースタイル的なことをやりやすいスポーツは他にありません。アルティメット誕生期の頃、ベストプレイヤーの中にベストフリースタイラーもいたのは、偶然ではないと思います。多くのアスリートは、筋トレや武道といった他のいろいろな活動を身体能力の向上に役立てますが、中でもフリースタイルは優れた補助手段なのです。

4.「ファスト・フリースタイル」で信頼性が高まる

野球選手は、複数のバットを一度に振ってウォームアップし、バットを軽く感じることでスイングに自信をつけます。これと同じように、フリースタイルで、アルティメットにおけるディスクスキルの自信がさらに高まります。

アルティメットを始めたばかりの人は、ディスクスキルよりもジャンプやスピード、ダイビングキャッチのほうが、チーム貢献度が高いと考えがちです。

しかしアルティメットをマイスポーツにしようとしたとき、ベストなディスクスキルを身につけたくなることでしょう。選手権レベルのアルティメットでは、自身の全ての能力を確かなものにしていないと、たちまち弱点を付け入られます。

5.「ファスト・フリースタイル」はディスク捌きの優れた方法

ディスク操作のスキルを身につけるために、一般的な練習を真面目に繰り返すことも有効ですが、フリースタイルでは、遊びの中でそれが可能です。遊びながらにして、常に実験的な態度でいられます。

6.フリースタイルのスローを学ぶことで、アルティメット・フィールドでの幅が広がる

「ファスト・フリースタイル」を体験することで、スローを改善し、キャッチからスローへの動きを速めることが出来ます。バックハンド、フォアハンド、ハンマー、スクーバといった、今日アルティメットのスローとして知られているスローは、そもそもフリースタイルスローなのです。足の下スロー、背面スロー、カーブ、エアバウンスといった、アルティメットでも使えるフリースタイルスローをやってみることで、スローの範囲やフィールドでの可能性が広がります。

これらのスロー技全てを使わなくとも、フリースタイルスローのバリエーションを練習に加えるだけで、スローの強さ、リリースのしっくり感、スロー全般が向上します。特に、雨風や寒さ、強いディフェンスといった不利な状況で役立ちます。

楽しいフリースタイルスローの例

7.フリースタイルキャッチで手に驚きを

飛んでいるディスクを下から追うときや、ディフェンダーを避けてキャッチを決めるとき、ほとんどの場合、両手で挟むキャッチは不可能で、妨害されながらの片手キャッチになります。「ファスト・フリースタイル」では、常に自分の体を障害物にしながらの片手キャッチ、大抵は見えない位置で取るブラインド・キャッチになります。

私がアルティメットをしていたとき、チームの皆がなぜ両手キャッチなのか、常に疑問でした。もしドロップを恐れる故なら、それは間違いで、回転するディスクを片手でキャッチする理屈を教えたいものです。最高レベルのアルティメット選手ですら、たまにキャッチ時の回転を読めず失敗するのを見てきました。

フリースタイルの基本キャッチは、背中の後ろ、頭の後ろ、片足または両足の下。これらを前方向や後ろ方向、さらにジャンプ、走りながら、スピンして決めることもできます。フリースタイルキャッチは、ディスクの回転に従って、いろんな体位での片手キャッチを練習する優れた方法なのです。

8.ディスクスキルを、使うことで維持する

かつてフリースタイラーは「1日練習しなければ、自ら気付く。2日練習しなければ、パートナーが気付く。3日練習しなければ、見ている皆が気付く。」と言っていました。

寒いオフシーズンの、スペースが限られているインドアでは、「ファスト・フリースタイル」で遊ぶことによって、次のシーズンに向けてのディスクスキルが維持されます。

もちろん戦略を立てたり、真面目な練習も必要ですが、初歩的な「ファスト・フリースタイル」のキャッチ&スローの練習を少し加えることで、絶対に、よりディスクスキルを持った選手になることでしょう。



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